文書番号 : S1208010040401 / 最終更新日 : 2018/02/28印刷する

[Windows 8] 起動が遅い場合の確認事項

    Q

    [Windows 8]
    起動が遅い場合の確認事項


    • Windowsの起動が遅くなりました。
    • 起動してからアイコンが表示され、操作可能な状態になるまで時間がかかります。

    A

    使用環境によって起動が遅くなっている可能性があります。各項目を順番に確認します


    対象製品

    Windows 8.1
    Windows 8

    説明

    Windowsの起動が遅くなる原因については、さまざまな要因が考えられます。

    Windows 8では、これまでのWindowsよりも、起動とシャットダウンが高速化されています。
    通常は終了メニューの[シャットダウン]を選択しますが、Windowsを完全に終了する再起動や強制的にシャットダウンした(完全に電源を切った)場合には、通常のシャットダウンを行ったときよりも読み込むファイルが多くなります。
    そのため、再起動や強制的にシャットダウンしたあと、次にWindowsを起動したときは、通常よりやや遅く感じることがあります。

    終了メニューの[シャットダウン]を選択しても、以前に比べて起動が遅くなっている場合は、使用環境から以下の順番にご確認ください。

    内容

    事前確認

    • Windows Updateなどアプリのアップデート後に初めて起動する場合は、アップデートした内容を読み込むために遅くなることがあります。
      特に問題が発生しているものではなく、次回以降の起動は早くなることがあります。

    • USBハブなどを接続していると、起動が遅くなる場合があります。
      接続している場合は、そのUSBハブなどをはずしてください。

    • USB接続のドライブやプリンターなどを接続していると、起動が遅くなる場合があります。
      Windowsが起動したあとで、USB機器を接続するかUSB機器の電源を入れてください。

    • バッテリーで起動していると、起動が遅くなる場合があります。
      ACアダプターを接続してください。

    • CDやDVDなどのメディアがドライブに入っていると、起動時に読み込もうとして起動が遅くなる場合があります。
      ドライブにメディアが入っている場合は、メディアを取り出してください。

    • ネットワーク(LAN)接続していると、起動が遅くなる場合があります。
      ネットワークに接続していない状態で起動してください。

    目次に戻る

    対処方法

    追加された周辺機器やアプリ(ソフトウェア)を確認します

    Windowsの起動時に接続した周辺機器やアプリを読み込みます。
    そのため、周辺機器のドライバーやアプリなどを追加された場合は、以前よりも起動に時間がかかる場合があります。

    追加した周辺機器のドライバー、およびアプリをアンインストールして改善するかをご確認ください。
    アプリのアンインストール方法については、以下の関連Q&Aをご参照ください。

    ▼関連Q&A:
    [Windows 8] デスクトップアプリをアンインストールする方法

    現象が改善して起動が早くなった場合は、1つずつ追加しなおして原因となっているものをご確認ください。
    対応していないドライバーやアプリの可能性があります。
    詳細については発売元にお問い合わせください。

    目次に戻る

    常駐アプリを解除します

    アプリの中にはWindowsを起動する時に常駐する設定になっているものがあります。
    このような常駐アプリが起動時間に影響している可能性があります。
    個人で追加した常駐する必要がないアプリは、Windows起動時に起動しないように設定してください。

    ご注意

    プリインストールされているソフトウェアの常駐を終了、または停止すると、VAIO、およびプリインストールされているソフトウェアの一部機能が使用できなくなったり、不具合が発生したりする場合があります。
    また、ウイルス対策ソフトウェアや、ファイアウォール機能を含む総合セキュリティー対策ソフトウェアの常駐を解除した場合は、ウイルスの感染を防止したり、セキュリティーの対策をすることができなくなります。

    常駐アプリを解除して正常にWindowsが起動した場合は、解除したアプリのどれかが原因となっていた可能性があります。

    目次に戻る

    デフラグを実行します

    保存されているデータとデータの間にすき間ができてしまい、ファイルにアクセスする時間が長くなってしまうことがあります。
    ハードディスク内のデータを整理して最適化する「デフラグ」を実行し、このすき間をなくすことで、症状が改善する可能性があります。

    デフラグを行う方法については、下記の関連Q&Aをご覧ください。

    ▼関連Q&A:
    [Windows 8] ハードディスクを最適化(デフラグ)する方法

    目次に戻る